雑記


・挨拶や契約の言葉

【アンニザーム】

真珠の連なり。「~がかけがえのないものになりますように」と祈る初対面の挨拶の言葉。

 

【サダルアキベア】

幕屋の中の幸運。「~があらんことを」と祈る商人に贈る挨拶の言葉。

 

【サダルメリク】

王の幸運の星。「~が宿りますように」と祈る一般的な挨拶の言葉。

 

【スィラージュ】

導く光。「~がいつまでも灯りますように」と加護を祈るの挨拶の言葉。大祭の期間に使う。

 

【ターリク】

夜訪れる者。「~に扉をお開けください」と夜中に来訪を告げる挨拶の言葉。

 

【ニハル】

喉が渇いた駱駝。「~に癒しが約束された」と契約の成立と成就を祈る言葉。


・人物

【アルマー】

色香の石を持って生まれた子。「踊り子」を意味する。水の一族との交渉者として王に命じられる。傾向として、素朴な衣服である反面、造形が美しく美味しそうな匂いがする。

 

【王の使者】

魔法を受け継ぐ者を記録する集団。「銀花」という花十字の額飾りをしている。髪の色を抜き、肌を焼き、爪を赤く染め、白いショールを被る。オパール様の瞳の者を「幸運の虹を持つ者」という。

 

【シャッル】

「悪戯」を意味する。山脈の麓に点在する泉に棲む水の魔族の呼び名。水の一族ともいう。魔力によって水を自由に操る。美食家で悪戯好き。

 

【晶の守り神】

元々は鏡の地を治める神。ナジュムンドの王を愛し、鉱物資源という恩恵をもたらす。特に星宿りの石は稀少。

 

【月の王】

夜を父とする月の一族の王。下界の人間に興味を持ち、人間の女と契る。その子がナジュムンドの王となり、「始祖王」と呼ばれる。

 

【魔法を宿した子】

不思議な力を持った人間。細工師、調合師、アルマーのいずれかになる。


・場所や建物

【チャイハナ】

喫茶店。人の集まる場所にチャイハナがある。ヒバのチャイハナでは薬花茶が出される。

 

【中央市場】

主に宝石や薬種を商う市場。日用品や食べ物も売られる。旧市場は市場とみなされないが、怪しげな噂が後を絶たない区域。

 

【天然の薬草庫】

薬草の育成が目覚ましい地域。月の王が歩いたために、草木が盛んに喜びの歌を歌い形成されたという。

 

【ナジュムンド】

月の王の子が興した国。「星の集まる華やかな場所」を意味し、「晶華」と呼ばれる。鉱物や薬草の天然資源に恵まれ、沙漠の中にあり、水設備の整った豊かな小国家。街の中を小舟で移動することも多い。魔法は細工や調合の技術に応用される。王室の管理する場所は晶区、他に薬草区がある。

 

【宝石治療院】

宝石を使ってアルマーを癒す場所。アルマーにとって癒しとは快感を与え、散熱を促すこと。

 

【ラービア農園】

王室用の果物類を扱う農園。無花果と蜂蜜が絶品。アルマーの食糧もここで賄われる。


・食べ物や嗜好品

【アスラール製オイル】

ハーディーが作るオイル。マッサージに使われることが多い。ハーディーが編み出したものは格別とされる。アスラールは「秘密」の意。

 

【アフラームのバドル酒】

成人の儀を終えた者が飲むことを許されるお酒。満月のラべル。アフラームは「夢」、バドルは「満月」。

 

【ウルード煙草】

ウルードが作る煙草。薔薇精油を浸み込ませた薔薇シリーズを作る。店の者は、象牙色のマントにアクアマリンのチョーカーを身に着けている。

 

【雲煙草】

雲を形づくる煙草。ラバーブの雲煙草は黄金色をしている。

 

【クロム】

トウモロコシの粉に砂糖とナッツ、果物の搾り汁を加えた伝統的な練り菓子。

 

【ナヴォット】

砂糖の結晶。飲み物に入れ、溶かして飲むことが多い。

 

【蜂蜜水液】

蜂蜜を水の溶かした液。

 

【ペストリー】

生地を熱湯でゆでて作る具入りのパン。おやつに位置づけられる。

 

【マタル香水】

マタルが作る香水。水を想起させるシリーズを扱う。

 

【満月の菓子】

大祭の間に食べる焼き菓子。

 

【ミント】

ミントティ―は食後によく飲まれ、ミントウォーターは寝所へ持ち込まれることが多い。

 

【薬花茶】

ガラスポットの中で花が開き、薬効の認められるお茶。

 

【リズク酒】

大祭で飲まれる酒。星屑がきらめくような輝きを持つ。晶洞のラベル。リズクは「神からの授かり物、神より与えられた祝福、糧」。アフラームのリズク酒は稀少。

 

【ローズ】

ローズシロップやローズウォーターとして食べ物やデザートに用いられる。


・アルマーに関わるもの

【柘榴の実】

深紅の色をした果実。花言葉は、成熟した美、愚かしさ。

 

【花売りの真似事】

アルマーの体で報酬を得る行為。

 

【水合わせ】

アルマーの成人の儀式。水の一族と番う。慣らしを施された後、次の満月の夜に正式に踊り、契約が成立する。交渉する者、導く者、記録する者がそろって行われる。アルマー視点では契約は儀(=儀式)、水の一族視点では戯(=遊戯)。

 

【リーハ】

アルマーが祈りを込めた手製品。「香りもの」を意味する。一つの製品に対し、13種類作られる。その中の13番には遊び心が加えられ、特別な感覚を味わうことができるという。13番の別名は「魅惑のダース」「魔のダース」。

 

【他】

謎々遊び、果実選び、選定者、星摘みの庭、神迎えの庭、花の契り


・メモ

アッ・ターリク /

夜訪れるもの。輝いて突き刺さる星。

 

夜(ライル)、朝(ドハー)、月(カマル)、太陽(シャムス)


・分布図


・身長

180cm~ 【後】サーリー、サクル、マタル
  【半】サマル、ヒバ
  【前】ウルード、アシュラフ
170cm~ 【後】ハフサ
  【半】イルファーン、ハーディー、ライラ
  【前】ラバーブ、シャーズィヤ
160cm~ 【後】ヤーサミーン、ルゥルア、ドゥアー、ナルジス
  【半】アズハール、ジャウハラ
150cm~ 【半】バラカ